2012年11月2日金曜日

安楽寿院の阿弥陀如来

本日から京都近江の仏像めぐりが始まった。京都についてまず最初に向かったのが、伏見の安楽寿院だ。ここは平安時代の鳥羽離宮の跡で、庭の礎石などそこかしこに雅な雰囲気を漂わせたお寺だ。本尊の阿弥陀如来も鳥羽法王の念持仏で長い間秘仏だったため上品な金色に輝いていた。桧の寄木造で、表面だけでなく、くり抜いた内側にも金箔が押されているという。写真の感じとは違い自然な色合いは白熱灯をLED照明に切り替えたからだという。現代の科学と平安仏のコラボに感動して、次のお寺に向かった。

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