特集日本人初のチベット探検ー僧河口慧海の見た世界ー
京都・南山城の仏像展鑑賞後、お昼の天ぷら屋まで時間があったので、東博本館11室の仏像と14室の特集日本人初のチベット探検-僧河口慧海の見た世界-の展示を仏像クラブの面々と鑑賞した。東博所蔵のチベットの仏像に出会ったのは2017年9月の東洋館地下で開催された特集「チベットの仏像と密教の世界」であったがそのとき東博初公開のチベットの仏像世界に魅了された。今年は日本人初のチベット探検家僧河口慧海に注目した展示となっており、メインの展示はなんとネパールの菩薩立像だ。ネパールは1995年11月に訪れブログでも紹介したが圧倒的に多かったのが330万の神様でほとけ様の仏像も少なからず町で見かけたが、金色に輝いていたり官能的であっりして、このような日本人好みの木彫の仏像を見かけることはなっかたが、イギリス・ロシアの侵出を恐れて国を閉ざしたチベットに入国するのに4年滞在したネパール王国で河口慧海がみつけた一品であったのだろう。1973年に慧海コレクションが東博に寄贈されて50年の展示とのこと。次回は内外のチベット仏教美術の特別展開催を見てみたいと思った。
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