京都・奈良2021③(醍醐寺の大威徳明王)
初めて醍醐寺を訪れたのは2011年だった。それからちょうど10年たった今年、再訪した。醍醐寺三宝院の快慶仏弥勒菩薩の特別参拝を予約した関係で、3時間半滞在し、ふだん訪れたことがない弁天堂の近くの和カフェ阿闍梨寮「寿庵」でゆば丼をいただき霊宝館拝観の途中ではフレンチカフェルクロスゥルスリジェでガトーショコラ「醍醐寺の石畳」をいただき時を過ごした。霊宝館では創建当初からのいつもの薬師如来と初めてみる上醍醐の五大明王を拝観した。この五大明王のうち大威徳明王は空海の弟子で醍醐寺を開いた聖宝に関連する創建当初ににさかのぼれる仏像だ。角ばったモデリングが特徴で「カマキリのような」ともしばしば形容される真言系の官営工房によるものとのこと。はじめて見る上醍醐の仏像に魅了されながら時間が来たので三宝院に向かった。
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