2020年12月28日月曜日

慈眼堂の千手観音

 

清凉寺がコロナ禍の影響で16:00で拝観時間が終了したので近くの慈眼堂へ向かった。雑誌の念持仏特集で藤原定家の念持仏として紹介された仏像だ。官界を離れて嵯峨に隠遁した定家は、千手観音の傍らで「小倉百人一首」を撰したという。現在は中院町文化保存会で保存しており、堂外から常時拝観できる。お賽銭を入れると中の照明がつく鎌倉辻薬師堂方式での拝観となった。のぞき窓からわずかの時間拝観できたのでよかった。帰りの喫茶店の店主に中院観音を見に横浜から来たというと驚かれたぐらい京都にはまだまだ隠れた秘仏があると感じた




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