石馬寺の大威得明王
本日は湖東三山の西明寺と金剛輪寺を見て滋賀県の能登川に移動し聖徳太子伝説に彩られた石馬寺に向かった。聖徳太子の乗った馬が石になった池を横に見て最後の長い石段を登った。見仏記によると四天王に践まれてる邪鬼の顔が見所だそうだ。やっとの思いで境内にたどり着きメガネをかけた優しげな若奥様に拝観料を払い宝物館に向かった。中央に阿弥陀、左右に十一面観音と四天王が並べて配置しており、後ろに役行者と大威徳明王が控えている配置だ。木目も鮮やかな大威徳は、特に乗っている牛の大きさとリアルさが特徴的で、巧みである。本堂から帰り再度若奥様に声をかけ仏像のブロマイドを購入してバス停に戻り能登川から京都の喧騒に向かった。
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