2020年11月2日月曜日

戒光寺の釈迦如来


今年もいつもの通り京都に来ている。今年の非公開文化財特別公開は例年と違って9月から12月までになっており、この戒光寺も明日(11月1日)で公開が終わる予定だ。今年は元気よい学生の解説はなく協会の関係者による解説だった。協会によると戒光寺の釈迦如来は高さ5メートルあまりの鎌倉時代の仏像で運慶・湛慶親子の合作とのこと。截金(きりかね)を多用した湛慶らしい作品となっている。公開時には仏像の近くで拝観できる。朝日新聞の全国版にその戒光寺釈迦如来の写真が掲載され、新聞の切り抜きを握りしめて秋田からお寺を訪問した熱心な仏像ファンをみかけた。今回、仏像の足元で誰でも拝観できるようになっており、10メートルの光背のため屋根が盛り上がったいる様も見ることができ協会によると今回だからこそ体験できたことだとのこと。京都初日にして素晴らしい仏像にあえてよかった。明日は大津歴史博物館の展覧会を見て嵐山に向かう予定だ

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