2013年6月1日土曜日

當麻寺の持国天

今日仏像クラブで奈良国立博物館で開催の當麻寺展と南円堂北円堂同時開帳で沸く興福寺、三年ぶりに拝観が再開した東大寺法華堂を見に奈良へ出かけた。午前中は奈良国立博物館で當麻寺展を鑑賞した。入るとすぐ目の前に白鳳時代の當麻寺四天王持国天が迫って来た。像高ニメートルはゆうに超える飛鳥時代後期の脱活乾漆像だ。図録によると、明治時代に大幅な修理が施され、その前の状態は惨憺(さんたん)たる状態であったというのが信じられないくらいすばらしい。一体でもこの迫力だから四天王が揃ったらどうなるのだろう。當麻寺はこの展覧会を期に本堂内にLEDを導入したらしい。當麻寺に行く機会があったら、光り輝く仏像郡を見に行きたいと思った。展覧会を見終え、同じ敷地内にある「なら仏像館」の入場券もチッケットについていたので、そちらに向かった。

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