2013年1月14日月曜日

法隆寺宝物館

本日、東京国立博物館の法隆寺国宝館と本館彫刻の仏像を見に上野まで出かけた。法隆寺国宝館には明治の初めの神仏分離令により財政的に困窮した法隆寺が皇室に献納した48体仏を初め法隆寺の宝物が,上野でいつでもまじかに見れる仏像ファンにはたまらない展覧会場だ。仏像も飛鳥・白鳳時代のものが多く、西の正倉院に匹敵する日本古代美術工芸の一大宝庫だ。平成11年に新たに展示施設が完成し、最新の保存環境とドラマチックの演出の照明が素晴らしい。仏像のある第二室では像高30センチあまりの小金銅仏が、一つ一つガラスケースに納められ、照明をあてる演出がみごとだった。これだけの小金銅仏だけにそれぞれ特徴があり見ていても飽きない。かたや中国・朝鮮伝来の仏像もあり、仏像美術黎明期の止利仏師集団の作品もあった。これらは大きさから考えて個人が朝な夕なに礼拝した念持仏であろう。法隆寺といえば橘三千代を初めとした多くの皇室の女性たちに信仰された寺だ。太子や太子を慕う女性たちが法隆寺に納めたのではないか。法隆寺宝物館の後、東博本館の彫刻のコーナーに向かった。新春特別公開の大黒天や毘沙門天(14日まで)や京都三十三間堂の湛慶(たんけい)作千手観音菩薩立像(第40号)などをみて閉館時間がせまってきたので東博を後にした。

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