2010年11月2日火曜日

特別展東大寺大仏(西大門勅額)



特別展東大寺大仏は4部構成になっているが、1部の部屋は瓦の展示が多く少々あきてきたとき、突然目の前に現れたのがこの西大門勅額だ。額に刻まれてる「金光明四天王護国之寺」の字は聖武天皇の筆によるという。光明皇后1250年御遠忌記念で開催された本展にはそこかしこに聖武天皇・光明皇后ゆかりの作品が展示されている。額には上から梵天・帝釈天・四天王・金剛力士の八体の仏像をつける。


上から6対は鎌倉時代の後補で快慶の作という説がある。下の金剛力士は奈良時代と考えられ、違いが比較できておもしろい。それぞれ79.2センチと1メートルを満たない小像だが、八体もついているので額の大きさが察せられる秀作である。

3 件のコメント:

  1. 今度見る時の参考にします。
    ありがとうございました。

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  2. コメントありがとうございました。今週金曜日から奈良に行きますので、現地レポートお楽しみに。

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  3. はじめまして。Googleからやってきました。
    先日、小生も東大寺大仏展いってきました。
    この西大門の勅額は見ごたえありましたね!

    仏像中心のブログやってます。
    よろしくおねがいします。

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