2015年11月7日土曜日

浄瑠璃寺の制多迦童子

今回の京都の旅の1日目、南山城に向った。木津川市2015秋の社寺秘宝・秘
仏特別開扉が31日から開催されているからだ。午前中は木津駅周辺のお寺を巡り加茂駅に移動、昼食後手配したタクシーで浄瑠璃寺に向った。浄瑠璃寺は小さな山門をくぐると、宝池をはさみ、西に本堂、東に三重塔を配する。特別開扉の期間のみ御開帳されている三重塔の薬師如来を見てから、唯一九体阿弥陀がそろって現存する本堂に向う。入口の近くには像高160センチ以上ある四天王が二体、平安時代の作で残り二体は東博と京博に預託されている。その横には九体阿弥陀が並んでおり、「定朝」の孫「頼助」の作か。特に中尊の出来栄えが素晴らしい。運慶作ともいわれている吉祥天や地蔵菩薩をすぎると、私のお目当ての不動明王二童子が現れた。不動明王ほ氷のように角ばった炎を背負い、矜迦羅童子は宙をさまよう目をしているが、対照的に制多迦童子はいかにも悪がきのような面構えをしておりあごを杖をつく手の上に乗せている。私はひと目でこの制多迦童子が気に入った。制多迦童子の至近距離に座り込み眺めていた。帰りに白黒写真だが制多迦童子のいい写真があったので購入し、岩船寺に向った。


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