甲斐善光寺の阿弥陀三尊
今週の日曜日に山梨県の甲斐善光寺に仏像クラブで出かけた。今年は七年に一度の善光寺式阿弥陀の御開帳の年にあたり、4月から5月まで全国の善光寺で行われる。JRの酒折駅を降り甲斐善光寺に向った。善光寺につくと写真でよく見かける信州善光寺とそっくりの本堂が見えてきた。寺伝によると戦国武将の武田信玄が川中島合戦のおり、信州善光寺に戦火が及ぶのを恐れ、甲斐の地に本尊と宝物を移したという。さっそく本堂にあがると奥の高いところに厨子があり、阿弥陀三尊が祀られていた。甲斐善光寺の阿弥陀三尊は信州善光寺の絶対秘仏の本尊を模したと伝えられていて、像高150センチ足らずで銅造の鎌倉時代の仏像だ。双眼鏡で覗いたU案内人が少年のようなお顔をしているとつぶやいた。私も双眼鏡で覗いたが写真でみるより実際は美少年の顔だちをしておられた。胎内めぐりをして宝物館にある阿弥陀三尊を鑑賞して甲府へ向った。
確かにつぶやきました。美男の少年でした。
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