2012年2月19日日曜日

護国寺の如意輪観音

本日は仏像クラブで護国寺の如意輪観音を拝観しにでかけた。真冬の凍てつくなか向かうと大きな仁王門があり、「本尊開帳」の立て札が立っており否が応でも期待がふくらむ。朝早かったもで御開帳の法要を終えた僧侶たちが本堂の階段を下りてくるのが見えた。大きな本堂中央の厨子の中に平安時代の如意輪観音が納められていた。観音は6本の手をもち、右足を曲げて左足に乗せ、右手を頬に当てる思惟の姿をしている。護国寺は江戸三十三観音霊場の第13番札所になっており、今日も巡礼の方がこられおり一緒に僧侶からの説明が聞けてラッキーだった。外陣からの拝観のため双眼鏡で遠くからお姿を覗いた。とても美しい観音様だ。周りのは三十三応現身といって、観音が変化した姿の江戸期も仏たちがずらりとならぶ。帰りに土佐料理の店でかつおのたたきをつまみながら、仏像について語り合う仏像クラブの面々であった。

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