2010年12月23日木曜日
2010年12月18日土曜日
唐招提寺の盧舎那仏
奈良1日目の午後は西ノ京の寺院めぐりだ。駅前で昼をすませ、まず唐招提寺に向かう。いわずと知れた「天平の甍」のお寺だ。平成の大修理を終え大屋根は天平の昔にもどったようだ。南大門からのながめがすばらしい。平成の大修理では仏像も修復されたという。千本ある千手観音の手もすべてはずしもとに付け直したという。金網はあったが、網目が大きいので見やすい。仏像がすぐ近くに見えた。まず中央に座る本尊盧舎那仏に目が行く。迫力に圧倒された。大きくどっしりとしているが、蓮華座の下部が細くくびれているので、重量感はあるのにふわりと軽く浮き上がるような印象だ。右に薬師如来、左に千手観音が立っている。双方5メートル以上はあろうか。本尊に負けず劣らずの大きさだ。三尊は造られた年代や技法が違い、奈良から平安にかけての仏像の変遷がわかり興味がつきない。奈良仏の本尊より薬師や千手にはどことなく色気を感じる。修学旅行の学生で込み合う喧騒の中、私は飽くことなくこの三尊に見入ってしまった。
2010年12月11日土曜日
特別展東大寺大仏(五劫院のアフロな仏)
東大寺大仏展の最後に展示されているのがこの五劫院の五劫思惟阿弥陀如来像だ。このアフロな仏見たさに今年の春奈良まで見に行ったが、お寺では厨子の中に展示され下から見上げるためそのお姿があまりよく拝めなかった。しかし今回は展覧会なのでじっくり近くから拝むことができた。五劫という長い時間を髪の毛の長さで表したためこのようなヘアスタイルになっている。この像は重源上人が中国から招来した仏像で、顔は大きく体は一個の塊のように見え、造形が大胆で日本の作風とかけはなれている。今年の夏に東大寺のアフロな仏を「奈良と古寺の仏像展」で見たが、東大寺のはおとなしく和様化している。中国色の強い特異な作例が東大寺の末寺に残るのは、重源周辺に中国風を積極的に受け入れる雰囲気があったという説がある。女性にも人気なこの仏が展覧会の最後をかざるのもなんとも心憎い演出である。
2010年12月4日土曜日
来迎寺の如意輪観音
本日は仏像クラブ今年最後の仏像鑑賞会だった。鎌倉は今紅葉の盛りで瑞泉寺の紅葉がすばらしかった。瑞泉寺を後と向かったのが、西御門の来迎寺だ。本堂の前のインターフォンを押して案内をお願いするシステムになっている。本堂右手が今回お目当ての如意輪観音だ。お寺の方の説明によると南北朝時代に製作されたとのこと。小首をかしげるポーズが悩ましい。六臂の手に輪宝・如意宝珠・羂索を持ち、仏像でありながら官能美を感じさせる。浄光明寺の宝冠阿弥陀と同じく土紋があり、鎌倉仏の影響を受けている。蓮華座も当時のものでとても美しい。如意輪観音の色気にあてられた仏像クラブ一同だった。
2010年12月1日水曜日
遷都1300年奈良現地レポート(大元帥明王)
今回の奈良旅行の目的のひとつが、遷都1300年記念特別開帳で仏像を多くみることであった。前から気になっていた仏像が秋篠寺の大元帥明王だ。目にしみるほど苔むす庭を歩き受け付けへ。紅葉に染まりつつある境内を抜けてまずは本堂に入る。中央に薬師如来・日光・月光が控えかわいい十二神将が脇をかためる。あの有名な伎芸天は左端におられた。何年か前に訪れ、写真をずっと部屋に飾っていた仏像だ。
やはり実物はすばらしく「東洋のミューズ」と言われるのもうなづける。今回は大元堂も拝観できるので、お寺の方に「だいげんすい明王はどちらですか。」と尋ねたら、「たいげん明王」といいますと厳しく訂正いただいた。大元堂の中に入るとその方はおられた。全身に蛇を巻きつけて明王像だがどことなくかわいらしい。とても魅力ある仏像だった。じっくり見てから次の目的地西ノ京に向かった。
やはり実物はすばらしく「東洋のミューズ」と言われるのもうなづける。今回は大元堂も拝観できるので、お寺の方に「だいげんすい明王はどちらですか。」と尋ねたら、「たいげん明王」といいますと厳しく訂正いただいた。大元堂の中に入るとその方はおられた。全身に蛇を巻きつけて明王像だがどことなくかわいらしい。とても魅力ある仏像だった。じっくり見てから次の目的地西ノ京に向かった。
登録:
投稿 (Atom)




