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2010年12月25日土曜日

薬師寺の薬師如来

奈良旅行1日目の最後は薬師寺に向かった。あの白鳳仏の傑作薬師三尊がある
寺だ。修学旅行の学生でごったがえす金堂に向かった。扉は開かれており、中の薬師三尊が見えている。近くに来てまず手を合わせ、じっくりと鑑賞した。テレビ番組「仏像大好」で事前に予習していたため鑑賞のポイントをしぼってじっくり拝んだ。まずは本尊の水かき。本尊の指のまたに粘液のようなものが表現されているのが、仏の相とされる水かきだ。足の裏の模様の仏の相のひとつだ。脇侍の日光・月光菩薩は2008年に開催された国宝薬師寺展でお会いしていたが、その際は光背をはずして展示されていたので背中の様子もよくわかったが、今回は光背をつけたお姿だ。台座も鑑賞ポイントだ。ギリシャの葡萄文様やペルシャの蓮華文様やらが混在したレリーフがある。中央の力神もユニークだ。感動に酔いしれていたいが、閉館時間も近いので講堂に向かった。

2010年8月10日火曜日

あいたた観音


兵庫県加古川の鶴林寺に参拝した。鶴林寺は播磨の法隆寺と呼ばれ聖徳太子の立像もあるという。境内には三重塔や見事な鐘楼があり、太子堂やら常行堂などが立ち並んでいた。本尊は薬師如来だが秘仏であり平成9年にご開帳があり、この次は65年後とのこと残念であった。TV見仏記で紹介されていた「ウインクする十二神将」が新薬師堂にあるというので先に見ることにした。目指す「あいたた観音」は宝物館にあるので入館した。宝物館には釈迦坐像、獅子乗り文殊、像乗り普賢があった。わざとすぐ「あいたた観音」のある部屋には行かず盛り上がったところで向かった。「あいたた観音」は盗み出して溶かそうとした泥棒に「あいたた」と言ったそうで、その人間離れした美しい容姿からは想像出来ない庶民性を帯びている。白鳳期の金銅仏は八頭身の細身でありながら頬はふっくらと張り、唇の端をゆったりと上げてたおやかに微笑んでいる。太子堂の壁画のことを係りの女性に聞くと見られないが五木寛之の「百寺巡礼」ビデオで見れると親切にその場で上映してくれた。「あいたた観音」の微笑みを目に刻んで、鶴林寺をあとにした。

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