2020年8月10日月曜日

古保利薬師堂

8月7日今、広島に来ている。広島の仏像として思い浮かべたのが、古保利薬師堂の仏像群だった。新幹線で広島に着きお好み焼きで腹ごしらえをしてから北広島町の千代田にバスで向かった。古保利薬師堂にはホームページがありタクシーを推奨しているので指示にしたがって向かった。管理人の案内でコンクリートの収蔵庫に向かうと中央に薬師如来左右脇待や千手観音四天王と12体の仏が迎えてくれた。この地の教育委員会の話では、「この地の有力首長となった渡来人の子孫が平安時代に創建された古保利福光寺、つまりこれらの仏像の造像にも関わっている」とのこと。管理人の方の話では以前は光背がありラホツがあった薬師如来は、よく修復され平安時代のままに戻されていた。注目したのが千手観音だが脇手がほとんど取れた状態だが作りがしっかりしているため失われた手の存在が感じられる作りとなっている。急いで宮島まで向かわなければならないので、御朱印と写真集を購入してタクシーに乗り込んだ。

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