神護寺ライトアップ
今日から京都の仏像巡りを例年通りしている。毎回ライトアップが行われいる寺院を訪問しているが、今回初めて神護寺のライトアップを訪ねた。街中のライトアップと違い山中なので、訪ねる人も少なく静かなライトアップとなった。今回の目玉は神護寺金堂のライトアップで薬師如来がご開帳された。本来、薬師如来は癒しの仏だが、本像は和気清麻呂の政敵道鏡の呪詛や怨霊を鎮圧するために造られた仏像のため相手を射すくめるような鋭い眼差しを見せ、前に突出した唇などきびしい顔だちをしている。しかしながら今回はまわりが真っ暗で内陣にほのかな灯りがついており、夜のため外陣(軒先)での拝観となったので雰囲気だけを感じ取った。素晴らしい紅葉に包まれひかり輝く仏をあとに神護寺をあとにした。
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