2016年11月7日月曜日

つながる美・引き継ぐ心展①

今回、京都・滋賀旅の目的のひとつが滋賀県立近代美術館で開催されている、
「つながる美・引き継ぐ心展」を鑑賞することだった。滋賀県には大津市歴史博物館を初め多くの仏教美術を鑑賞できる美術館があるが、老朽化で閉館してしまった「琵琶湖文化館」の全国でも有数の質と量の奇託品を展示する展覧会とのこと。入ってすぐのところには近江の正倉院とよばれる聖衆来迎寺の銅造薬師如来が展示されており、平成24年に開催された「近江路の神と仏名宝展」で気になっていた東南寺の地蔵菩薩も展示されていた。今回メインの正法寺の帝釈天はガイドブックでも見たことがない仏像で近江の奥深さを感じた。次の拝観のためタクシーを草津に待たせてあったので、ゆっくり拝観できなかったが、平成32年に新設される新美術館が開館されたらまた訪問したいと思う。

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