薬師寺の薬師如来
奈良旅行1日目の最後は薬師寺に向かった。あの白鳳仏の傑作薬師三尊がある
寺だ。修学旅行の学生でごったがえす金堂に向かった。扉は開かれており、中の薬師三尊が見えている。近くに来てまず手を合わせ、じっくりと鑑賞した。テレビ番組「仏像大好」で事前に予習していたため鑑賞のポイントをしぼってじっくり拝んだ。まずは本尊の水かき。本尊の指のまたに粘液のようなものが表現されているのが、仏の相とされる水かきだ。足の裏の模様の仏の相のひとつだ。脇侍の日光・月光菩薩は2008年に開催された国宝薬師寺展でお会いしていたが、その際は光背をはずして展示されていたので背中の様子もよくわかったが、今回は光背をつけたお姿だ。台座も鑑賞ポイントだ。ギリシャの葡萄文様やペルシャの蓮華文様やらが混在したレリーフがある。中央の力神もユニークだ。感動に酔いしれていたいが、閉館時間も近いので講堂に向かった。
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