伊豆下田で丈六の阿弥陀如来に出会う。
本日(25日)は仏像クラブの面々と伊豆の下田と河津の仏像めぐりを行った
。天気は快晴で初夏にしては涼しく爽やかな風が吹き、仏像めぐりにはもってこいの一日だった。下田に朝集合して駅前の稲田寺(とうでんじ)に向かった。ここには平安後期の丈六の阿弥陀坐像(約二メートル)がのこされており、本堂のお参りをすませ、いつでも拝観できる阿弥陀堂に向かった。扉を開けたとたん丈六の阿弥陀坐像が見え、一堂感嘆の声を上げた。宇治平等院の阿弥陀如来に匹敵する大きさで、伊豆最大の古代仏と言われている。温和な丸顔と浅く優美な衣のひだは、平安後期の特徴。脇侍(きょうじ)の観音・勢至菩薩は後補ながらユーモアのある顔つきが魅力的だ。その後河津に戻り昼食をすませた後、「ならんだの里河津平安の仏像展示館」によった。拝観後、昨年行った温泉に入り一同大満足な伊豆仏像めぐりの旅だった。
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