准秩父三十四札所観音霊場(清林寺聖観音)
2026年午年、今年は御開帳が多い。3月に板東三十三所観音霊場の一番札所杉本寺に仏像クラブで参拝したが秩父三十四札所観音霊場や先週の準西国稲毛三十三所観音霊場。本日は准秩父三十四札所観音霊場の内32大善寺33龍福寺34清林寺を巡った。今月30日で終了してしまう御開帳期間であったため、計画していたとき、2021年に横浜歴博で開催された清林寺聖観音が御開帳されていることがわかり、本日(28日)に横浜地下鉄センター南駅から清林寺を目指していったがかなり距離があり、札所の紅い旗がたっていた大善寺にお参りしてから清林寺に向かった。若い僧と案内のご婦人がいらしたので書き置きの御朱印を戴き本尊聖観音に参拝した。『横浜の仏像』図録解説の山本勉先生によると菩薩立像(伝聖観音)は像高98センチ平安時代末期の仏像で伝恵心僧都の作で元禄時代の創建の清林寺の以前の伝来は不明。垂髪を結い、上半身に条帛・天衣を懸け、下半身は裙・腰布を着ける菩薩形像である。左手は屈臂し、右手は垂下して、腰をわずかに左にひねって立っている。内刳を施すが、左側頭部、左腕、右手先、両足首先などは後補である。平明な表情の面相や、ゆったりした肉どりの体躯、また静謐な立ち姿などに、いわゆる定朝様の特色を示し、平安時代後期、十二世紀の製作と考えられる。(中略)いま独尊の聖観音とされているが本来は三尊像の脇侍像の一つとして製作されたものであったかと思われる。平安時代に三尊像を安置する寺院があったことを推察される貴重な遺品であるとのこと。龍福寺の古そうな十一面観音立像を参拝して東急バスで綱島に出て帰路についた。
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