2026年4月11日土曜日

京の冬の旅2026④(福勝寺聖観音)

 

           

洛陽三十三所観音霊場再興20周年は昨年末までだったが、京の冬の旅2026で初公開された千本出水の福勝寺は第二十九番札所に指定されており、札所本尊聖観音菩薩をお参りすることができた。福勝寺は弘法大師空海の創建と伝えられた真言寺院で鎌倉時代に河内から京都へ移され、京の冬の旅説明の女性が長々と秘仏について説明していたので、本堂の平安時代の聖観音立像や少し新しめな金剛薩垂座像をじっくり鑑賞した。金剛薩垂座像は右手に五鈷杵、左手に五鈷鈴を執り蓮華座に座している。聖観音は比叡山延暦寺横川中堂の本尊聖観音と同じ左手で未敷蓮華(みぶれんげ)を執り、その蓮華に指を捻じた右手をそえて、花弁を開こうとする姿から天台寺院から来た客仏であろう。出来映えもよく、京の冬の旅2026を締めくくる仏像と思った。ここは秀吉が参拝した「ひょうたん寺」と呼ばれ、秀吉の肖像画が色鮮やかに表現された、令和8年度限定切り絵御朱印(赤)をいただきお寺を後にした。      


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