みちのくの仏像展①
本日、上野東博で開催中の「特別展みちのくの仏像」に仏像クラブの面々で出
かけた。みちのくの仏像には平成20年の福島、平成21年の岩手、平成25年の福島・宮城・山形の旅で多くの仏と出会った。今回の展示品にもなつかしい仏像や初めて出会う仏が出展されており、東京上野に一同に会する。本館特別5室入り口を入るとすぐにガラスケースのなかに天台寺の聖観音が展示してあった。鉈(なた)彫りがすばらしく、うっとりした。すぐ近くには夏の暑い山形で出会った吉祥院の千手観音ほか3体がすっきりしたお顔でたっていた。中央に進むと、福島会津勝常寺・岩手黒石寺・宮城双林寺の3薬師のコーナーで特に会津の薬師如来がさすが国宝だけあり堂々たる体躯で迫ってきた。最後のコーナーは山形本山慈恩寺で出会った十二神将が4体来ており、慶派の迫力に圧倒された。後ろを振り返ると東日本大震災の津波でも助かった宮城石巻の追分浜観音堂の3メートル近い大きな十一面観音が立っており圧倒された。仏像クラブの面々も大満足だったみたいで、駅前の食堂で大いに語り合った。その後U案内人と一緒に私は横浜そごうで開催される「円空・木喰展」に向った。
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