日本国宝展①
今週の日曜日に東博で開催中の「日本国宝展」に出かけた。10月から開催中
の「日本国宝展」だが、国宝の土偶5点や興福寺東金堂の多聞天が出揃うのは11月下旬となるため、この時期の訪問となった。以前から聞いていたがものすごい人手で、入場にも40分かかり会場も多くの人でごった返していた。入ってすぐの玉虫厨子の周りはものすごい人で、玉虫の羽も落ち着いてみられなかった。会場を進むにつれ人ごみも落ち着いてきて、「極楽へのポイントカード」の「扇面法華経冊子」や載金(きりがね)がすばらしい平安時代の仏画などが鑑賞できた。中でも圧巻だったのが国宝土偶5体の展示で、全長45センチの「縄文の女神」を筆頭に「合掌土偶」「中空土偶」「仮面の女神」「縄文のビーナス」がそれぞれガラスケースに収まっておりじっくり鑑賞できた。金印や支倉常長像を見て最後にたどり着いたのが仏像のコーナーである「第五章仏のすがた」の展示室で阿部文殊院の善財童子や三千院の観音・勢至菩薩、法隆寺の四天王があり、中でも見ごたえがあったのが、興福寺東金堂の多聞天で普段お寺のうす暗いお堂の中でみるより照明があたり力強い印象を受けた。最後にグッズのコーナーでクリアファイルや「土偶ガチャ」を購入して会場をあとにした。
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