四国遍路と土佐のほとけ展①
今週の日曜日に多摩センターにある多摩美術大学美術館に「祈りの道へー四
国遍路と土佐のほとけ」展を見に出かけた。以前NHKの「にっぽん心の仏像」という番組で紹介された高知県大豊町の「笑い地蔵」や須崎市笹野大日堂の大日如来が展示されるとのことで自宅から1時間かけて出かけた。日曜日だが会場にはほとんど来場者がいないため、ゆっくりと鑑賞できた。一階は考古品や四国遍路の展示が多いと聞いていたので、迷わず2階から拝観した。この展覧会は現在多摩美大の准教授である青木氏が企画した展覧会で高知の大学時代に調査した多くの仏像を集めたユニークな展覧会だ。ほとんど顔が判別できない天部像の奥にお目当ての湛慶工房の大日如来があった。化仏がかわいい十一面観音や笑い地蔵なども展示されていた。どのほとけもやさしいお顔をして、癒された。私は久しぶりに幸せな気分になり入り口で図録やポスターを購入して美術館をあとにした。
0 件のコメント:
コメントを投稿