2011年2月5日土曜日

運慶展

本日、県立金沢文庫で開催されている「運慶展」の鑑賞会を仏像クラブで開催した。参加者は男女合わせて7名とにぎやかになった。金沢八景の龍華寺によってからいよいよ「運慶展」に向かった。事前に仏像の説明をするよう依頼されていたので、にわか勉強だったが智拳印の意味や運慶が十一ヶ月かかって造った初作であるなど、うまく説明できたと思う。円成寺の大日如来は奈良で一度見ていたので再会となったが、何度見てもいい仏だ。今日図禄を買ってからわかったことだが、光背には製作当時は37尊曼荼羅の小彫像がつき、台座下に8頭の獅子があったとのこと。見てみたかった。U案内人はずっと思い続けていた運慶の大日如来に会い感動している様子だ。ほかにも初めて見る滝山寺の帝釈天や称名寺光明院の大威徳明王など、仏像ファンには夢のような展覧会だった。

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