2018年11月10日土曜日

比叡山延暦寺至宝展

今日から京都近江の仏像巡りに来ている。朝、京都に着いたら真っ先に向か
ったのは比叡山延暦寺だ。現在延暦寺国宝殿では「延暦寺至宝展」が開催されており、普段非公開や初公開の仏像が目白押しだ。中でも素晴らしかったのが、初公開の平安時代の四天王だ。普段は非公開の法華堂に保管されいるため拝めない仏像だ。持国天・増長天・広目天・多聞天それぞれよかったが、私は「動」の持国天よりか「静」の増長天のほうが断然よかった。力強さの中に穏やかさがあるなど、平安後期の作風がよく表れている。長年秘仏になっていたためか、赤黒い色も新鮮だった。他にも江戸時代だが、六観音の座像がずらりと並んでおり興味深かった。帰りに至宝展のカレンダーを購入して京都の雑踏に向かった。

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