2018年11月4日日曜日

多摩武蔵野仏像巡り

本日、文化の日「東京都文化財ウィーク」の指定文化財特別公開として東京
昭島市拝島の「普明寺大日堂」と東村山市の正福寺地蔵堂に仏像クラブで出かけた。拝島駅より大日堂に着くと住職の説明が始まっていた。大日堂の創建は平安時代で天正年間に北条氏の重臣石川土佐守によって娘の眼病平癒のため再興されたとのこと。中には定朝式の平安時代後期の大日如来が祀られており、身を浄めて堂内内陣に入った。像高1メートル半の寄木造りでU案内人によると唇に薄く朱が残っていたとのこと。本来は平安時代の釈迦如来と江戸時代の阿弥陀如来が祀られているが京都仏像修理所にて修理中で写真のみの展示だった。寺院関係者によるとこれから大日如来が修理にだされ平成33年まで修理にかかるとのこと。三尊が揃ったら、また見に行きたいとおもった。その後ボランティアの案内で仁王門の鎌倉時代の金剛力士像や天井後や装飾がきれいな日吉神社を巡った。東村山に向かい昼食後2時半からの正福寺地蔵堂開帳に立ち会った。正福寺は文化の日を「地蔵まつり」として多くお寺関係者が境内にあつまり賑やかだった。正面の地蔵堂は鎌倉時代の建築で東京にある唯一の国宝建築とのこと。中に江戸時代の地蔵菩薩と奉納の千体地蔵が祀られていた。今回は盛沢山で大満足な東京都文化財ウィークの仏像鑑賞会となった。また今度計画してお参りしたいと皆で話帰路についた。

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