2013年6月8日土曜日

金剛寺の降三世明王

特別展「當麻寺」のあと、地下道のミュウジアムショップで図録を購入した
あと、「なら仏像館」に向かった。「なら仏像館」は奈良博の旧本館を一部改装してリニューアルした施設で奈良の各寺院からの奇託品の仏像が多く展示されている美術館だ。私が注目したのが特別公開されている南河内金剛寺の降三世明王だ。お寺では、大日如来・不動明王とともに三尊形式で、祀られている。最近不動明王から快慶の弟子「行快」が作者であることが判明している。通常は多面多緋(ためんたひ)で表されているが、金剛寺降三世明王は二眼二匪だ。第三室に入ると降三世明王がライトに照らされて、目の前に現れた。すばらしいの一言に尽きる。左手は拳を結び、右手は五鈷杵を持つ。きりりとした眉が印象的だ。私はしばらく見入ってその場を動けなっかた。午後の拝観もあるので、昼食をとりに奈良博をあとにした。



















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