比叡山-みほとけの山展①
京都2日目の午前中は昨年も訪れた大津市歴史博物館で「比叡山-みほとけ
の山」展を鑑賞した。昨年の「三井寺仏像の美」展でも感じたが、ここ大津市歴史博物館はこじんまりとしているが、なかなかユニークな仏像の展覧会が開催されるところだ。今回の展覧会は開館25周年記念企画展ということで期待が高まったが、会場の最初に展示されている像高50センチの延暦寺の千手観音をはじめとして小ぶりな仏像が多く展示されていた。最初は比叡山延暦寺本体と里坊と呼ばれる関連寺院の仏像の展示だった。像高50センチだが坂本の玉蓮院の不動明王二童子像など昨年比叡山国宝殿にて見た多くの仏像が展示されていた。展覧会の後半では昨年「西教寺」の特別拝観で参拝した像高170センチの聖観音をはじめとした山麓の仏像が、展示されており、最後には湖西の比良山麓の仏像の展示もあり、広範囲にわたる比叡山文化圏の紹介となっておりすばらしい展示だった。私は満足して会場をあとにして三井寺に向った。
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