特別展 仏像の姿(かたち)③(四天王寺阿弥陀両脇侍)
仏像クラブの年間計画になかったこの展覧会をあえて追加したきっかけにな
ったのが、この四天王寺の阿弥陀如来の踊る両脇侍像だ。このヨガをしているような片足を挙げるポーズの仏像をぜひ見てみたいと感じた。最近BS日テレの「ぶらぶら美術館」に三井記念美術館の清水館長が出演し、女性学芸員とともに運送会社のトラックに便乗し東・西日本のお寺や博物館を巡って借りてきた肝いりの仏像ばかり展示したとのこと。お話によると両手は後補でもとは平等院の雲中供養菩薩のようなもので平等院像より古い平安時代の仏像とのこと。図録によると昭和9年にお堂の厨子から発見されたが阿弥陀如来とは材質が違うので本来一具ではなかったと考えられる。片足を後ろ斜めに上げ、軽やかに舞う姿は日本の仏像では異色とのこと。後ろ姿を直接見えないのが残念だが、話題になったので四天王寺でも公開されるのではないか。ヨガポーズの菩薩像に見入ってしまった。
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