2016年12月17日土曜日

三浦天養院の薬師三尊

今週の日曜日に仏像クラブの忘年会と称して三浦の仏像とまぐろを楽しむ会を
催した。京急みさきまぐろきっぷを利用して、三浦の天養院の仏像鑑賞と京急ホテルでの入浴まぐろづくしの昼食を楽しんだ。三崎口からぽかぽかした陽気の中お寺に向かった。ここ天養院は鎌倉幕府の御家人和田義盛の菩提をとむらうお寺で、和田合戦のおり薬師如来が和田義盛の身代わりに血を流したという伝説が伝わるところ。拝観の予約をしていたので本堂にあがると客仏の薬師三尊はガルス戸が開けていただいており御住職の心使いを感じた。薬師如来は内ぐりをしていないのか木が割れており、身代わり薬師の伝説はここから生まれたのだろう。薬師三尊は平安時代の神奈川県指定文化財であたたかい三浦の風土にぴったりの穏やかな微笑みをたたえた仏像だった。脇侍の日光・月光菩薩立像も地方仏らしい雰囲気の仏像だった。お寺をあとにし仏像クラブの面々とともにまぐろが待つ城ケ崎に向かった。

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