特別展魂を込めた円空仏
今週の日曜日に東京日本橋三井記念美術館で開催中の「特別展魂を込めた円空仏」を鑑賞した。私と円空仏との出会いは新宿の小田急美術館で今から約50年前の中学生ころ初めて円空展が開催された。その後の小田急百貨店の展覧会や2013東博特別展「飛騨の円空」2015年横浜そごう美術館での「円空・木喰展」など何度も展覧会に足を運んだり、大学生になり「飛騨高山」を旅行したおりに千光寺を訪問した。今回の展覧会は昨今の漫画呪術廻戦での両面宿儺の活躍を受けて、初めて日本橋で開催された円空展だった。会場に円空の信仰を表す白山神や迦楼羅・愛染明王などの小像が飾られ、いつも印象的な展示室2には歌人として活躍した円空の尊敬する「柿本人麻呂像」が展示されていた。展示室3の狭いスペースには千光寺の護法神が5体が展示され高さ2メートルを超える作品で写真撮影OKとのこと、それぞれの表情を楽しみながら撮影した。展示室4の大きな部屋には両面宿儺や不動三尊。最後の狛犬や弁財天まで久しぶりに円空仏ワールドに酔いしれた。図録と千光寺の両面宿儺の御朱印を購入し会場をあとにした。
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