京都大原三千院の阿弥陀三尊
11月18日(金)の朝、京都駅から京都バスで大原三千院に向かった。最近流行りの瑠璃光院で多くの善男善女が降りたことで紅葉の盛りであることが分かった。大原に着き参道を三千院に向かう。ものすごい真っ赤や黄色の紅葉が映える参道を写真を撮りながら進んだ。三千院は参道より少し高いのでイチョウの葉はすべて落ちていて、黄色の絨毯ができており三尊像がいる往生極楽院をそめていた。小学館の「古寺行こう」というブックによると、三千院は門跡寺院だが寺名、所在地を変更して明治維新後に移転してきたため、もとさんぞんあった往生極楽院の地にたっている。阿弥陀三尊は平安時代後期の定朝様式の仏像で、像高2.3メートルの座像だ。最大の特徴は像がぎりぎり納まるくらいしかない狭いお堂に低い須弥壇をしつらえ、三尊を配置した構造にある。それによって参拝者との距離が非常に近く、臨終者の枕元に来迎する阿弥陀三尊の姿を目の当たりにするかのような迫力がある。勝林院・来迎院を午前中にみる予定なので、そうぞうに御朱印をいただき、三千院を後にした。
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