清水寺の迦楼羅
今日から京都奈良の今年二回目の旅行に来ている。今日の夜は清水寺秋の紅葉ライトアップがあるので、夕飯のとりすきフルコースを頂き急いで、タクシーで清水寺に向かった。なんとか最終入場に間に合ったが、人が多いのはいつものことだ。本殿の千手観音と28部衆も金網越しにしか見られなかった。お目当ての迦楼羅様もよくわからなかった。江戸時代初期の清水寺再興造仏に活躍した運慶まっしょうを自称する七条仏所で徳川幕府の御用仏師として起用されたと思われる。清水寺の本堂二十八部衆の製作にあたった宮内郷康音である。当時は仏師界を代表する七条仏所の重要人物が幕府との関わりのなかで清水寺再興仏に活躍したのである。康音再興の奥の院から手を伸ばして、写真を撮り清水寺を後にした。
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