2018年8月11日土曜日

播磨但馬丹波仏像観賞旅行②(温泉寺の十一面観音)

今日で播磨但馬丹波仏像観賞旅行も最終日。宿から歩いてすぐの温泉寺に向かう。ロープウェーの中間駅に温泉寺本堂があり乗客は私以外誰も降りず、一人本堂に向かった。くだりのロープウェーの時間と宿に約束したシャトルバスの時間を気にしながら急いで拝観した。短い時間ながら二メートルの大きさと井上先生が言う鉈彫霊木化源の仏像だと横からの拝観でわかった。霊木化現とは霊木で彫られた観音が完全にその正体を現しきる前の一過程を彫った仏像のこと。井上先生が示唆した通りだが、案内の女性も天平時代と誇らしげに話していた。他に小ぶりだが、千手観音も見事な仏像だった。ロープウェーが見えたので、急いで下山し、麓の薬師堂で御朱印を頂き急いで宿のシャトルバスに乗り込んだ。

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