仏像クラブ現地レポ播磨編①
今日は兵庫県姫路の円教寺と大子町の斑鳩寺を参拝した。うだるような暑さの中ロープウェイで書写山に上がり山道の参道を登りやっと大講堂についたが、本尊の釈迦三尊は格子の隙間からほのかに見えるだけで秘仏であり外陣からの参拝だった。気を取り直して午後は斑鳩寺に向かった。聖徳太子ゆかりのお寺で、仁王門の仁王が顔が大きくユーモラスだ。案内のご婦人に収蔵庫を開けてもらうと中には鎌倉時代の仏像がところせましとおいてあった。日光月光菩薩と十二神将は鎌倉時代後期の作で、快慶一門の作風に通じるところがあると見た。日光・月光はまとまりのある体と巧みな衣の表現が特徴的だ。明日はアイタタ観音と快慶の阿弥陀三尊だが晴れることを期待している。
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