大聖院の不動明王
タクシーで西広島駅に向かいJRで宮島口に向かった。宮島口桟橋に向かいフェリーで宮島に向かう。残念なのは有名な海上の鳥居は、保存修復中覆いがかかって見れなかったが、宮島桟橋にある観光協会に道順を聞いて大聖院に急いで向かう。大聖院は厳島神社の格式高い別当寺で、平清盛や高倉院ゆかりの寺院だ。お寺で受付で案内をいただくと参道途中にある宝物館に向かう。ガラス越しだが、「仁和寺と御室派のみほとか展」で見た不動明王をはじめとした寺宝が集まっている。不動明王は平安時代の作で、両眼を見開て、上歯をあらわにし、頭の上に蓮華を置き、髪を総髪として弁髪を垂らし七か所でくくる。一木造りならではの重みを保ちつつも、なだらかな体の曲面が風格と気品を表しているとのこと。勅願堂の波切不動も気になるので向かった。
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