2018年11月11日日曜日

三十三年に一度の大開帳

京都・近江旅行の最終日の最後のお寺は「日本最大座仏観音秘仏本尊十一面
観世音菩薩三十三年に一度の大開帳」という長いタイトルがついた、いちいの観音櫟野寺だ。櫟野寺は訪れるのは二度目だが、通常の1日の御開帳は近隣の町の人のお祝いだったが、三十三年目は甲賀市のイベントになっている。駅にはポスターが張っており臨時送迎バスもでて、お寺の入り口はお祝いの門が立っていた。薄汚かった仁王門のガラスもきれいになっており、東博の展覧会のおかげで立派な本堂に建て直しされ、中に入ると誇らしげに住職の説教が始まっいた。本堂から収蔵庫は見れない造りになっており、窓からご本尊の顔を仰ぎ見る仕掛けとなっている。今日は御開帳日のためチケットをもぎりしてもらい中に入った。前にも感じたが狭い厨子の中では東博のような大きさを感じることは出来なかったが照明も展覧会のノウハウを取り入れて良くなっていた。これが滋賀県の田舎のお寺と感じさせない宗教空間となっていた。御朱印を頂いて臨時バスで駅に着き、一時間に一本の電車を待って京都に戻り新幹線で帰宅した。

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