2016年2月20日土曜日

平等寺の薬師如来

昨年京都で野鳥の会の阿弥陀三尊を見たあと、御池で遅めの昼食をとり向った
のが、平等寺だ。この寺は京都非公開文化財特別公開の常連だが、訪れるのは初めてだった。五条駅に近いので、多くの参拝客でごった返していたが、いつもの学生の案内人が要所要所にたち、見所を説明してくれた。最後にこの薬師如来の説明が外の収蔵庫のなかで行われた。細い目に小さな鼻と唇。女性的な優しさを見せる一木造の平安仏だ。頭に布をかけているのが特徴だが、お寺の説明だと、江戸時代のころからかかっていてそのままとのこと。思いのほか長居をしてしまったので、最後の東寺に向かうためにお寺をあとにした。

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