神童寺の蔵王権現
南山城で最後に訪れたの神童寺だ。ここは役行者が修行した寺で、修験道の
聖地吉野の北にあることから北吉野山と呼ばれている。平成26年の春「特別展南山城の古寺巡礼」にも多くの平安時代の重文の仏像が出展されており、すでに拝観しているが、本尊の室町時代の蔵王権現はまだみていなかった。住職の案内で本堂に入ると中央に片足をあげて、手に金剛杵をもち目をむき、口を大きく開いた憤怒の形相でこちらを睨みつける蔵王権現が祀られていた。以前買ったほたるの本の「ふるさとの仏像をみる」に掲載されていた神童寺の蔵王権現についに会うことができた。本堂拝観後、背後の収蔵庫に祀られた白不動・阿弥陀如来、毘沙門天、日光・月光菩薩・天弓愛染明王、役行者像を見て、絵葉書を購入してお寺をあとにした。
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