2014年11月1日土曜日

願徳寺の菩薩半跏像

本日から京都と近江の仏像探訪の旅に出掛けた。今日は朝から京都を巡った。本日の目玉は、私が何年も前から憧れていた、願徳寺の菩薩半跏像だ。タクシーで向かうと、住職が受け付けてくれたが、本堂には一人で入った。仏像好きな私の顔を見て、本尊と2人っきりにしてくれた配慮だったのだろう。住職の指示の通り三つのスイッチを押すと次々と灯りがつき、最後に厨子の中に灯りがつく仕掛けだ。異国風な顔だちや流れる天衣が美しい。いわゆる風がなびく様を見せる風動表現だしばらく見とれてしまい、私は厨子の前に一人佇んだ。

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