2019年1月27日日曜日

特別展顕れた神々~中世の霊場と唱導~:後編(佛法紹隆寺の普賢菩薩)

県立金沢文庫で開催された特別展「顕れた神々~中世の霊場と唱導~」には
何点か神像のような仏像も出展され、昨年金沢文庫「運慶展」に出展された話題となった不動明王がある佛法紹隆寺から普賢菩薩が出展されていた。以前、信州の仏像写真集に掲載されたお寺を巡り信州を旅したことがあったが、1回の旅では見切れない仏像の多さを感じた。前回の旅では長野善光寺近辺の寺々を巡ったので諏訪地区にある仏法紹隆寺は訪れなかった。普賢菩薩はもとは諏訪大社の妙法院に伝来していた像で、鎌倉時代に制作された。佛法紹隆寺は諏訪大社の別当や諏訪高島藩主の祈願所などを務めていた古刹のため伝来したと思われる。長野市の長谷寺の御住職のお話だとまだまだみるべき仏像があるみたいなので、またいつか訪れたいと思う。

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