2015年12月27日日曜日

野鳥の会の阿弥陀三尊

10月31日に京都を訪れたのは、その前日に京都非公開文化財特別公開が始ま
るからだ。滋賀から戻って昼飯前に東山区の西方寺に向った。この西方寺はインターネットの記事で野鳥の会が数えたほど多くの化仏がついた光背を持つ阿弥陀如来で有名だ。本堂に入ると中央に黒光りした平安時代の丈六阿弥陀があり、参拝者が整列して若い案内人(檀家のお嬢さんか?)の説明を聞く京都非公開文化財特別公開のいつもの段取りが行われていた。本尊は白河天皇の勅願で建てられた法勝寺から写されたもので、後補だが観音・勢至菩薩とよくあっていた。若い案内人がライトをかざして光背の中に青いお不動の化仏があることなどを説明してくれて興味深かった。秀吉の木像の説明なども聞き思いのほか時間がかかったが満足して寺をあとにし、おばんざい定食で有名な御池の小料理屋に遅めの昼食をとるために向った。

0 件のコメント:

コメントを投稿