仏像クラブブログ
2014年5月10日土曜日
南山城の古寺巡礼展②
今回の展覧会にわざわざ京都まで出かけるきっかけになったのが、この浄
瑠璃寺の大日如来だ。慶派の大日如来としては、運慶の円成寺大日如来像があまりにも有名だが、浄瑠璃寺の大日如来は運慶の父康慶の周辺で作成されたと推察される仏像だ。円成寺に比べて、肘の張りなども穏やかで大胆さというよりおとなしい印象を持つ。話によると「せんとくん」の生みの親芸大教授の藪内氏が修復を担当したという。お寺でもめったに見れない大日如来に今回の展覧会で出会えたのは収穫だった。
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