東林院の弥勒菩薩
8月23日に南淡路からタクシーで徳島に移動し、途中車中から鳴門の渦潮を忙しく観光しながら、徳島駅に向かった。ローカル線なのでタクシーを乗り換え東林院に向かった。このお寺を知ったのはみうらじゅん・いとうせいこう出演の新テレビ見仏記で訪問したからだ。観光のお寺ではないが恰幅のいいご住職が快く迎えてくれた。東林院は四国八十八ケ所第一番札所霊山寺の奥ノ院という位置づけだが訪れる人もなく住職に何で知ったか驚かれた。東林院は天平時代行基により創建されたとういう伝説があるものの、平安時代に空海が訪れ真言密教の寺として再興された寺院とのこと。客仏の弥勒菩薩は平安時代後期の寄木造の像高1メートル足らずの座像だ。印相は手のひらをこちらに向ける説法印の変形か、金箔もよく残っている。絵葉書がないので住職に断って写真撮影させていただいた。ご住職の好意で便がいい駅まで送っていただき、お礼を言ってお寺を後にした。おかげさまで徳島にも早くつき、昼食の徳島ラーメンをいただき、午後の井戸寺に向かった。
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