特別展「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」①
今週の日曜日、4月の浅草以来久々の開催になるが、仏像クラブで三浦観音崎にある横須賀美術館に出かけた。京急の浦賀から観音崎に向かい雨のなか横須賀美術館に向かうと風光明媚は海岸沿いに横須賀美術館が建っていた。入口に向かうと今回の800年遠忌記念特別展で見れる仏像のパネルが迎えてくれた。品のいいご婦人がこの特別展の見どころが書かれた小冊子を配っていたが、後でニコニコ美術館でこの展覧会の解説をした富田学芸員だとわかった。展示室1では運慶以前の三浦半島の文化の紹介で飛鳥時代・奈良時代の瓦が展示されており、三浦地方がその時代できわめて先進的な文化があったことや三浦義明の像などが展示されていた。展示室2では運慶の浄楽寺毘沙門天や不動明王、以前、金沢文庫運慶展に出品された清運寺毘沙門天が展示されており、県立金沢文庫と共同開催するこの特別展も仏の瀬谷さん色が強い構成となっている。圧巻は何度もお寺に足を運んだ満願寺の観音菩薩・地蔵菩薩で広々とした展示室でより大きく見えた。他にもここ三浦だから見られる仏像が多く展示されており見どころが多かった。大雨の中、浦賀に戻り有名な中華料理広香居で餃子や炒飯をいただきながら大いに語る仏像クラブの面々だった。
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