2018年12月15日土曜日

東京日野の仏像巡り

今週の日曜日に仏像クラブで東京日野の仏像巡りに出かけた。紅葉のラス
トチャンスの高幡不動と以前、七福神で訪れたことがある安養寺を巡るコースだ。高幡不動は関東随一の巨像不動で平安時代作の丈六仏。地方仏師による作で、総重量は1トンあるという。不動堂には身代わり不動があり、そちらを参拝してから奥殿の寺宝を参拝した。ここには境内奥の大日堂に以前あった平安時代の大日如来もあり、奥へ進むと不動三尊が間近に見れた。鐘楼近くの紅葉を鑑賞してから昼食を済ませ、2時に安養寺に向かった。今回は初めて他のグループと一緒の鑑賞となった。ご住職の説明によると阿弥陀三尊はもとは廃寺の万願寺にあり、平安時代の端麗であり細部の手法も見事な武蔵野で一、二を争う優秀作だ。安養寺は仏像の質・量ともに多いお寺で七福神で見た平安時代の毘沙門天や江戸時代の作だが、非常にいいお顔をしている観音・勢至菩薩今回は見れなかった地下にある江戸時代の薬師如来などがある。間近に拝観させていただいたときに私がご住職に以前ネットで見た大日如来の場所を聞いたので、普段お会いできない鎌倉時代の大日如来を見せていただいた。小像ながら気品があり重厚な厚みのある作品で仏像クラブの面々も大満足だった。多摩にはまだまだ名仏があるようなので今後も探して訪ねたいと思った。

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